こんにちは!
今回は建築時に使用する金物についてほんの一部ですがご紹介致します。
弊社では主に在来工法という日本の伝統的な木造建築の工法で
住宅を建てています。
在来工法では建物の重さを支える柱と、
上からの重さを柱や基礎に伝える梁などで骨組みを作り、
材の接合部にさまざまな金物を使用して軸組全体を補強しています。
その金物についてです!
まず羽子板ボルト↓
梁と梁を引っ張り合うことで
地震が起きた時、梁が外れないようにするための金物です。
次にホールダウン金物↓
基礎から土台を縫って柱を固定する金物で、
地震時に柱が土台から引き抜けないように固定するための金物です。
次に火打金物↓
屋根の下の部分、小屋梁の形をしっかりと保つために使う金物です。
地震や台風による横からの揺れに伴う家の変形を防ぎます。
次に筋交いプレート↓
建物の耐震性を高めるために必要な筋交いを接合するための金物です。
他にもさまざまな金物が使用されています。
その金物ひとつひとつが建物を陰で支えてくれています。
金物を見ることができるのは、建方~仕上工事までの短期間ですが、
現場をみる機会があればどんな金物が取り付いているのか探してみて下さいね!
※現場内をご見学されたい場合は非常に危ないので、
営業・工務にご連絡お願い致します。
設計 玉木