こんにちは、クオリティハウスです!
今回は、住まいが建つまでの工程解説の第3弾です。
今回は、工期の遅れる主な原因、工程のまとめについて説明します。
もくじ
1. 新築について全体の流れを確認しましょう(第1回解説済み)
2. 新築工事の各工程を解説(第2回解説済み)
3. 天候は注意、工期の遅れる主な原因です
4. 新築の工事に関する工程についてのまとめ
3.工期の遅れる主な原因は!
先ず、工期の遅れる原因は、天候です。
お住まいを造るには天候が工期を左右します。
天気が雨の場合又は外気温低下の場合、土工事・基礎・左官・外構工事ができません。
具体的に説明していきます。
・雨による土工事の影響
雨の日に掘削等の作業をしても重機が雨と土を攪拌して良い地盤を泥に変えてしまいます。
その為、その日は掘削作業はお休みになります。
・雨による基礎工事の影響
雨の日にコンクリートの打ち込みは生コンに余分な水分を加えて計画した強度が出なくなります。
生コンはプラント工場にて設計基準強度が計画日数で達成できるように配合されてきます。
コンクリートの打ち込み日は天気予報を確認して計画を建てて打設日を決定していきます。
梅雨の時期は基礎屋さんは大変です。
・外気温低下による基礎工事、左官工事、外構工事の影響
コンクリートはセメントと水の化学反応で熱を発生して固まります。
外気温が低下して化学反応時の熱が適切に発生できない場合はきれいに固まりません。
また、水が温度低下により氷に近い状態になる場合もきれいに固まりません。
その為、2月の基礎工事、外構工事はほぼ行いません。
化学が進んでも、まだまだ天候には勝てません。
4.新築工事に関する工程のまとめ
お住まいができるまでたくさんの工程、時間がかかります。
最後の工程のまとめを確認していきましょう。
着工準備~着工
地盤調査・地縄張り・地盤改良・丁張りだし・仮設工事
*着工は地盤改良工事から着工になります。
着工後~1ヶ月
基礎工事・先行配管・仮設工事
着工後1ヶ月~2ヶ月
建て方・構造工事・サッシ工事・屋根工事・ベランダ防水工事
着工後2ヶ月~3ヶ月
断熱工事・造作工事・外壁工事・仮設足場解体
着工後3ヶ月~5ヶ月
内装工事・住宅設備・外構工事・検査
そしていよいよ完成引き渡しです。完成写真をご覧ください。
リビング
玄関・シューズクローク
洗面
ランドリールーム
トイレ
寝室
ウォークインクローゼット
子ども部屋
いかがでしたでしょうか。家づくり講座は以上になります。
最後にお知らせです。
10月25日・26日にクオリティハウス本社にて
秋のイベント「材料やさんのおうちマルシェ2025秋」を開催いたします。
見て、知って、体感しての楽しいイベントになります。
お住まいに興味のある方、無い方どなたでも参加できます。
詳しくはイベント情報ページをご確認ください。