こんにちは。営業の涌井です。
さて、家づくりで相談が多い事が住宅ローンの金利をどうするかです。
住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者の実態調査」24年3月実施によると
変動金利を利用した方は全体の77%にあたるそうです。
ただ、この流れは変わってくるかもしれません。
日銀の金融政策の転換で、住宅ローンの金利は上昇しています。
そういった背景から、今まで利用する方の少なかった固定金利の利用が増えてくると
言われています。
金利がどうなるかは基本誰にもわかりません。
ただ、現状の固定金利と変動金利の金利差をどう考えるかと思います。
安易に変動金利は金利が安いからと言って利用してしまうと、後々金利が上昇すると
返済が厳しくなります。
そういった、意味でも余裕のある返済計画を考える事が必要となります。
また、住宅ローンの団信(団体信用生命保険)をどうするかを検討する事も大事です。
住宅ローン利用者の中でも団信については不満を持たれている方は多いようです。
逆に言えばその家庭にあった団信を利用をすることで将来のリスクに備える事が
できると思います。
少し具体的な話になりますが、最近では、共働きの方が
「ペアローン」を利用される方が多いです。
ペアローンをすることで借入額を増やすことができる事が大きな理由です。
住宅ローン控除も夫婦それぞれが使える事も大きいと思います。
ただ、一般的に主たる債務者のみが保険を適用され連帯債務書に万一の事が
あった場合保険が適用されないケースが多いです。
そのため、「連生団信」を利用する事を検討しても良いかもしれません。
この場合、夫婦のどちらかに万が一の事があった場合に、住宅ローンの
返済が免除されるものです。
その他にも、万が一ガンになった場合の「ガン団信」もあります。
ただ、こういったものは金利が追加されるケースがあります。
これが団信についての不満につながっているのかもしれません。
実際、「団信」への不満で多いものに
「ガン団信に入った」「ガン団信に入らなかった」が
ランクインしているそうです。
そういった背景からも、家づくりをされる方が
自分達の家庭がどの位の予算が適正か
今入っている生命保険等も考えながら、どういった
団信が必要か検討されると良いかと思います。
少し長くなってしまいました。
皆様の家づくりの参考になればい幸いです。