こんにちは、クオリティハウスです!
今回は臨時で今話題のGX志向型住宅について、かんたんにまとめてみました!
今後、マイホームで補助金やローンの利用をお考えの方にとっては、必見の内容になりますので、ぜひ最後までお付き合いください💡
省エネルギーが大事なことはわかるけれど、どうやったらそれが達成できるの?
難しい用語がたくさん出てきてわかりづらい…UA値やC値…そもそもZEHってなに?
など、みなさんの疑問に少しでもお答えできればと思いますので、ぜひ、そちらの記事もご覧いただければとおもいます😊
記事のラストには緊急告知も!?
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<このブログ記事で知れること>
・GX志向型住宅とは?
・そもそも省エネ住宅の種類は?
- 省エネ住宅基準
- ZEH水準
- GX志向型住宅
・GX志向型住宅とは?
国土交通省や環境省のホームページでは、
「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ性能を有する脱炭素志向型の住宅」
と記載されています
GXは「グリーントランスフォーメーション」の略称です
グリーントランスフォーメーションは化石燃料からクリーンエネルギーへの転換を目的とした取り組みを指します
かんたんにまとめると、GX志向型住宅はこれまで国が定めてきた省エネ住宅の中でも、
最高峰の省エネ(創エネ)性能(気密性・断熱性・(再生可能エネルギーの搭載))基準をクリアした住宅のことです
・そもそも省エネ住宅の種類は?
日本では、段階的にさまざまな省エネルギーの基準があります
いろいろな用語を聞くことがありますが、どれがどんな基準(種類)かを整理していきましょう!
省エネ基準やZEH水準などを判定するのに必須なのが、「断熱等級(高断熱サッシ・ドア・断熱材によってどの程度建物躯体を断熱しているかを示している等級)」と「一次エネルギー消費量等級(高性能設備の導入などによってどの程度エネルギーを削減出来ているかを示す等級)」です
断熱等級は7段階、一次エネルギー消費量等級は6段階定められており、それぞれがどの等級を達成しているかで省エネ基準やZEH水準などを達成しているかを判断できます。
こちらの詳細については次回以降のブログにて解説します💡!
① 省エネ基準 … 新しく建物を建てるうえで必ず守らなければいけない(義務化されている)基準です
これまでの建物の省エネ性能は規模によって義務化されていたり、小規模では努力義務だったりでしたが、この2025年4月からは新築の建物すべてにおいて基準の適合が義務化されました
これから、お家などを新築で建てたい方は、必ずこの基準をクリアして、適合していることを各機関にお墨付きをもらってはじめて建物を建てることができます
〈省エネ基準の条件〉
- 断熱等性能等級(断熱等級)4以上であること … UA値(断熱性能値)を0.87以下
- 一次エネルギー消費量等級(一次エネ等級)4以上であること … BEI値を1.0
※地域や建物用途、室使用条件などにより定められている基準一次エネルギー消費量と同等であること(基準値であること)
② ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(net Zero Energy House))水準
…正味でエネルギー収支をゼロ以下にする住宅の水準です
省エネ基準を満たす住宅よりも基準が厳しく、断熱・省エネ・創エネの技術を駆使してエネルギー効率を向上させています
〈ZEH水準の条件〉
- 断熱等性能等級(断熱等級)5以上であること … UA値(断熱性能値)を0.4〜0.6よりも低くすること
※地域によって異なります。新潟は0.6です!
- 一次エネルギー消費量等級(一次エネ等級)5以上であること … BEI値を0.8以下(一次エネルギー消費量を20%以上削減)
※ZEHグレードにより異なりますが、最低限20%削減が求められます
- 容量に指定はないが、再生可能エネルギー設備を導入すること
※雪国や狭小の土地など導入が難しいような地域は除かれています。新潟は多雪地域です
ZEHは一次エネルギー消費量の削減率によって名称が変わります。
その種類は補助金の対象になる種類は大まかに5種類!!
(※雪国型ZEHなど自治体独自のZEHもあります)
1. ZEH Oriented(ゼッチ・オリエンテッド)
⇒再生可能エネルギー等を除き、省エネ基準から20%以上の一次エネルギー消費量削減を満たす住宅(都市部狭小地及び多雪地域に建設された住宅に限る)です
※新潟の場合は多雪地域のためこちらが適応できます
2. Nearly ZEH(ニアリー・ゼッチ)
⇒再生可能エネルギー等を除き、省エネ基準から20%以上の一次エネルギー消費量削減を満たす住宅で、再生可能エネルギー等の導入により、75%以上の一次エネルギー消費量削減を達成する住宅です
※現在、補助金の対象になるのは多雪地域のためこちらが適応できます
3.『ZEH』(ゼッチ)
⇒再生可能エネルギー等を除き、省エネ基準から20%以上の一次エネルギー消費量削減を満たす住宅で、再生可能エネルギー等の導入により、100%以上の一次エネルギー消費量削減を達成する住宅です
4. Nearly ZEH+(ニアリー・ゼッチ・プラス)
⇒Nearly ZEHの定義を満たし、省エネ基準から25%以上の一次エネルギー消費量削減+以下の3要素のうち2要素以上を採用した住宅です
①外皮性能の更なる強化
②高度エネルギーマネジメント
③電気自動車を活用した自家消費の拡大措置
5. ZEH+(ゼッチ・プラス)
⇒『ZEH』の定義を満たし、省エネ基準から25%以上の一次エネルギー消費量削減+以下の3要素のうち2要素以上を採用した住宅です
① 外皮性能の更なる強化
② 高度エネルギーマネジメント
③ 電気自動車を活用した自家消費の拡大措置
※詳しくは次回以降のブログにて解説します💡!
③ GX志向型住宅
ここからが本題!これまで、省エネ基準やZEHの種類について解説してきました。
これよりも性能がよい住宅が今回解説するGX志向型住宅です
〈GX志向型住宅の条件〉
- 断熱等性能等級(断熱等級)6以上であること … UA値(断熱性能値)を0.28〜0.46よりも低くすること
※地域によって異なります。新潟は0.46です!
- 一次エネルギー消費量等級(一次エネ等級)5以上であること … BEI値を0.65以下(一次エネルギー消費量を35%以上削減)
- 再生可能エネルギー設備の導入により一次エネルギー消費量を75~100%以上削減すること
※寒冷地(北海道)では再生可能エネルギー導入で75%以上削減、多雪地域では導入義務がありません。新潟は多雪地域です
さらに!上記に対して
高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入 が要件に追加される予定です
先ほど紹介したZEH+に近いような基準が想定されますが、こちらは後日発表となっており、現在詳細については発表されていません。わかり次第、こちらもみなさまにご紹介します📣
家の消費エネルギー量を把握し、住宅設備をコントロールできるHEMS(Home Energy Management System:ヘムス)!
こちらの詳細についても、次回以降の省エネブログで詳しく解説しますので、ぜひ引き続きお付き合いください
引用:子育てグリーン支援事業25HP:https://kosodate-green.mlit.go.jp/newhouse-shoene/
■新潟地域における要件のまとめは下記です👇
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GX志向型住宅では、全世帯が対象です
ZEHのみでは、55~60万ほどの補助金もGX志向型では最大160万円の補助が受けられます
補助金やローン減税を利用したいのに、まず基準や用語が難しい…と感じる方もいらっしゃると思います
住まいづくりの基本は、土地や風土(気候など)を活かして、快適で、できる限りランニングコストを抑えて住み続けられる住まいを実現することです
数値だけにとらわれすぎて、基本を見失っては元も子もありません
しかしながら、数値の意味や制度をきちんと理解してよりお得に理想の住まいを実現出来たら、素敵ですよね
クオリティハウスでは、ひとつひとつ丁寧に説明しながらお客様と一緒に住まいづくりを心掛けています!
ぜひ、お気軽にご相談ください!
★★★緊急告知★★★
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