地方版ニュースでとあるお店が紹介されていました。
蔵を生かして作られた月に数回オープンする古本屋さん、『蔵と書』でした。
「本屋のないこの町で、素敵な本と人との出会いを生み出せたら」と思ったことがきっかけで、出雲崎町の地域おこし協力隊として
大阪出身の石坂優さんという方が始められた本屋さんでした。
公共の図書館では扱っていないご自身でセレクトされた本を扱っており、インタビューを受けていたお客様が出会ったことのないジャンルの本に出合えたとコメントしていました。
江戸時代から受け継がれた妻入りの町家。その蔵を利用し作られたどこかノスタルジックな雰囲気を感じさせる空間、豆電球の中で照らされる絵本や詩集、写真集、小説の数々。
私の目にはとても魅力的な空間に映りました。
コロナが落ち着いたら、是非一度は行ってみたいお店の一つです。
設計 渡辺