こんにちは、クオリティハウスです!
今回は、住まいが建つまでの工程解説の第2弾です。
今回は木工事、土台敷き~内部下地工事まで説明します。
もくじ
1. 新築について全体の流れを確認しましょう(第1回解説済み)
2. 新築工事の各工程を解説(木工事)
3. 天候は注意、工期の遅れる主な原因です(第3回目解説)
4. 新築の工事に関する工程についてのまとめ(第3回目解説)
2.新築工事の各工程を解説
先ずは、第1回地盤改良~基礎工事の復習も含めて工事の基本日数を説明します。
工事面積30坪~40坪位の住宅の場合
1.地盤改良~基礎ができるまで(主に基礎屋さんの仕事です) 45日
2.土台敷き~木工事完了まで(主に大工さんの仕事です) 45日
3.仕上げ・器具付け・外構工事・検査 60日
合計 150日
やっぱり、お家が完成するまで結構かかりますね!
次に、木工事を説明していきます。
木工事とは、基礎が完成すると、いよいよ大工さんの出番となり、土台を敷いて柱や梁などのお家の主要な部分を組み立てます。この工程を「建て方」と言います。建て方から内装の手前までを総称して、木工事と言います。
それでは組み立て手順を見ていきましょう。
①まずは出来上がった基礎に墨を出します。土台の位置出しとアンカーボルトの芯チェックです。
②基礎の上に通気部材の基礎パッキンを取り付けます。基礎内部の通気を確保する便利アイテムです。
③土台敷きです。
④建て方です。建物の最上部まで建て方が進むと「棟上げ」と呼ばれ、骨組みが完成したことを祝って上棟式を行う施主様もいらっしゃいます。
⑤屋根板金工事です。ここは板金屋さんのお仕事です。
ちなみに防水の考え方として外に見える屋根材を1次防水、屋根材の裏に隠れているルーフィング部分を2次防水と言います。下の写真はルーフィングです。
重なりしろもチェックします。
屋根板金工事完了です。もう雨が降っても大丈夫です。
⑥建て方完了後、金物図に基づいて沢山の金物を取り付けます。
⑦1階床断熱材敷き込みです。断熱材がズレ落ちないように治具を使います。弊社ではフィットピンを使用しています。
⑧合板施工完了です。完了後は釘留めピッチチェックです。
釘留めピッチチェック
⑨内部筋交い取り付け、壁・天井に断熱材施工。今回のお家はグラスウールで施工しました。
壁グラスウール施工
妻壁にもグラスウール+PB施工
⑩内部PB施工完了。
もちろんPBビスピッチチェックも完了済みです。
いかがでしたでしょうか。以上で木工事完了です。
次回は内装・器具付け・外構工事・検査について解説していきます。